【タクト ジョグ AF79 AY01】フロントフォークのオーバーホール手順!オイルシール交換と規定量まとめ
愛車のタクト ジョグ(AF79)(AY01)、フロントフォークからオイルが滲んでいませんか? そのまま放置すると、漏れたオイルがブレーキに付着して制動力が落ちたり、タイヤが滑ったりと非常に危険です。また、抜けたサスペンションでは乗り心地もフワフワして最悪になりますよね。
「バイク屋さんに頼むと工賃が高い…」 「自分でやってみたいけど、特殊工具とか難しそう」
そう思う方も多いはず。 実は、しっかりとした手順といくつかの道具さえあれば、タクトのフォークOH(オーバーホール)はDIYでも可能です。
今回は、ホンダ タクト ヤマハ ジョグ(AF79)(AY01)のフロントフォーク・オーバーホール手順を、実際の作業画像付きで徹底解説します。もっとも重要な「フォークオイル量」や「油面調整」のやり方もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
自分で直せば愛着も倍増!新車のような乗り心地を取り戻しましょう。
準備するもの:部品と工具
作業を途中で止めないために、事前の準備が重要です。
1. 新品パーツ
- オイルシールOHセット(オイルシール・ダストシール)
※純正、または信頼できる社外品を用意しましょう。 - フォークオイル(粘度:#10 相当)
※ホンダ純正ウルトラCOなどが一般的です。 - ネジロック剤
オイルシールOHセット(オイルシール・ダストシール)
※純正、または信頼できる社外品を用意しましょう。
フォークオイル
※ホンダ純正ウルトラCOなどが一般的です。
ネジロック剤
2. 必要な工具
- 基本的な工具 レンチ・ドライバー類
格安工具セットもありますが、最低限アストロプロダクツやストレート製の工具セットをおすすめします。
長く使えますので、作業性も格段に変わります。 - バイクジャッキ
- 三方締めクランプ
※こちらは必ず用意してください - ロングヘックスビット
- ベアリングプーラー
- ベアリングレースシールドライバー
- オイルシリンジ・油面調整ツール(ノギスなど)
※オイル量を正確に測るために必要です。 - マキタインパクトドライバー
あると作業難易度が凄く下がります - トルクレンチ
トルク管理する場所があるので必ず必要です。
基本的なレンチ・ドライバー類
↑こういう格安工具セットもありますが、普段から整備している自分からすると全くおすすめできません。
工具セットは長く使える基盤ですので、最低限アストロプロダクツ工具セットを買いましょう。
バイクジャッキ
三方締めクランプ
ロングヘックスビット
ベアリングプーラー
ベアリングレースシールドライバー
オイルシリンジ・油面調整ツール(ノギスなど)
マキタ インパクトドライバー
こちらが有ると無いのでは作業難易度が格段に変わります。
持ってない人は、これを期に購入を推奨
他の作業でも使えますので、是非用意しましょう。
トルクレンチ
トルク管理する場所がありますので必ず必要です。
自分はSK11製のやつ使ってますが、とても使いやすくおすすめ。
無名の安物はやめたほうがいいです。きちんとトルク管理したいのでメーカー品を必ず買ってください。
【手順1】フロントフォークの取り外し
まずは車体からフォークを外していきます。 センタースタンドを立ててください

ジャッキで浮かせる前に、ホイールのセンターナットを緩めてください。

車体が倒れないようにジャッキ等でフロントを浮かせて固定してください。

1.フロントタイヤの取り外し
アクスルシャフトを抜き、ホイールを外します。この時、ブレーキ周りの部品に注意!

2.フェンダーの取り外し
このフェンダーに止まってる3つのボルトを取り外せばフェンダーを引き抜けます。

3.フォークの引き抜き
ボルト2本でフロントフォークが止まっています。
下側のボルトは緩めるのみで、上側のボルトは緩めて外してください

あとはフォークを引き抜けばフロントフォークを外すことができます

【手順2】分解と洗浄
ここからがオーバーホールの本番です。

1.トップキャップを外す
トップキャップを外すためには、キャップを押し縮めてCリングを外します。
そのために便利な工具が三方締めクランプ
油圧プレスとかない人は絶対用意してください。作業難易度がかなり変わります。
クランプで押し縮めた状態にして、マイナスドライバー等でこじってCリングを外してください

2.インナーチューブを抜く
まずトップキャップが外れたら中のオイルを逆さにして抜きます。

そのあとボトムにある六角ボルトを外してください。
自分はインパクトで外してしまいしたが、持ってない人は長い棒等で供回りを抑えながら外してください。
これ期にマキタのインパクトドライバーも購入してもいいです。
インパクトドライバーがあると全ての作業性が格段に上がります。
安物買いの銭失いになりますので、プロ用のやつを買いましょう。


3. 洗浄
古いオイルを出し切ったら、パーツクリーナーで内部を徹底的に洗浄し、乾燥させます。

【手順3】オイルシールの取り外し 打ち込み【最重要】
ベアリングプーラーがあると簡単に外せます
ここが今回の一番の山場です。慎重に行いましょう
- ダストシールの取り外し
- Cクリップの取り外し
ラジオペンチなどで簡単に外せます - オイルシールの取り外し
ベアリングプーラーがあると簡単に外せます - オイルシールの打ち込み
ベアリングレースシールドライバー で古いオイルシールを当てがって打ち込みます
ダストシールの取り外し
ここは簡単に外せます

Cクリップの取り外し
ラジオペンチやマイナスドライバーなどで簡単に外せます

オイルシールの取り外し
ベアリングプーラーがあると簡単に外せます


オイルシールの打ち込み
ベアリングレースシールドライバー で古いオイルシールを当てがって打ち込みます
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最後に忘れずにクリップを溝にはめ込み、最後にダストシールを取り付けます

【手順4】インナーチューブの組付け
インナーチューブの組付けです。
ここはネジが供回りするので、長い棒などを入れて回り止めしてください。
下の六角ボルトは必ずネジロック剤使用
トルクは20N・m


【手順5】フォークオイル注入と油面調整
組み立てたフォークに新しいオイルを入れます。タクトAF79の規定値に合わせましょう。
- 指定オイル: HONDA ウルトラCO (#10)
- 規定量: 54cc
- 油面: 67 mm

エア抜きと調整
規定量より少し多めにオイルを入れます。
インナーチューブをゆっくり上下させ、中の気泡(エア)を抜きます。数分放置して気泡が消えるのを待ちます。
フォークを一番縮めた状態で、上端から規定の高さ(油面)になるように余分なオイルを吸い出します。

【手順5】車体への組み付け
あとは逆の手順で戻すだけです。
- フォークをステムに差し込み、ボルトで固定します。
- フェンダー、ブレーキドラムを取り付けます。
- フロントホイールを取り付け、アクスルシャフトを規定トルクで締めます。
規定トルク59 N·m
最後にフロントブレーキを握り、フォークを数回沈み込ませて動きをチェック。「スコッ、スコッ」とスムーズに動き、オイル漏れがなければ完成です!
使用工具まとめ
1. 新品パーツ
- オイルシールOHセット(オイルシール・ダストシール)
※純正、または信頼できる社外品を用意しましょう。 - フォークオイル(粘度:#10 相当)
※ホンダ純正ウルトラCOなどが一般的です。 - ネジロック剤
2. 必要な工具
- 基本的な工具 レンチ・ドライバー類
格安工具セットもありますが、最低限アストロプロダクツやストレート製の工具セットをおすすめします。
長く使えますので、作業性も格段に変わります。 - バイクジャッキ
- 三方締めクランプ
※こちらは必ず用意してください - ロングヘックスビット
- ベアリングプーラー
- ベアリングレースシールドライバー
- オイルシリンジ・油面調整ツール(ノギスなど)
※オイル量を正確に測るために必要です。 - マキタインパクトドライバー
あると作業難易度が凄く下がります - トルクレンチ
トルク管理する場所があるので必ず必要です。
まとめ:自分でやればコスパ最強!
以上、タクト ジョグ(AF79)(AY01)のフロントフォークオーバーホール手順でした。
正直、オイルシールを抜いたり打ち込んだりする作業は少しコツが要りますが、時間をかけて丁寧に行えばDIYでも十分可能です。
今回の作業でのメリット:
- 費用が安い: 部品代とオイル代だけ!
- 乗り心地改善: 段差の衝撃がマイルドになり、コーナリングも安定します。
- 愛着UP: 自分で整備したバイクは最高です。
もし「オイル漏れ」や「足回りのヘタリ」を感じているタクト乗りの方は、ぜひチャレンジしてみてください!
※作業は自己責任となります。不安な方はプロのショップへ依頼しましょう。















