【タクト ジョグ AF79 AY01】リアタイヤ交換の手順を完全解説!規定トルクや必要ツールまとめ
こんにちは!副業でバイク屋をやっている「副業バイク屋の人」です。
今回は、原付メンテナンスの定番「リアタイヤ交換」を解説します。
「タイヤの溝がなくなってきたけど、お店に頼むと工賃が高いしなぁ…」と思っている方も多いはず。
タクト(AF79)のリアタイヤ交換は、マフラーを外す手間はありますが、道具さえ揃えれば初心者でも十分チャレンジ可能です!
この記事では、現役プロの視点から「失敗しないためのポイント」と「規定トルク」を詳しく紹介します。
準備するもの:タイヤとツール
まずは作業に必要なものを揃えましょう。
交換用タイヤ マフラーガスケット タイヤバルブ
タクト(AF79)の標準タイヤサイズは 【80/100-10 46J】 です。
- ダンロップ D307(定番の安心感)
- ティムソン(コスパ重視ならこれ)
- マフラーガスケット NTB GK200-267-40
※マフラーガスケットは必ず新品にしてください - タイヤバルブ
※無名粗悪品はやめておいたほうがいいです
ダンロップ D307(定番の安心感)
ティムソン(コスパ重視ならこれ)
マフラーガスケット NTB GK200-267-40
タイヤバルブ
必要な工具
- 基本の工具セット(10mm, 12mm)
- 22mmソケットレンチ(アクスルナット用)
- タイヤレバー(2〜3本)
- リムプロテクター(ホイールを傷つけたくない方必須)
- ビートブレーカー(用意推奨)
- ビードワックス(これがないと地獄を見ます)
- ムシ回し(空気を抜く用)
- コンプレッサー
- エアーインパクトレンチ
- エアーチャックガン
- トルクレンチ
基本の工具セット
22mmソケットレンチ(アクスルナット用)
タイヤレバー(2〜3本)リムプロテクター
ビートブレーカー(用意しましょう)
ビードワックス
ムシ回し(空気を抜く用)
コンプレッサー
エアーインパクトレンチ
エアーチャックガン
トルクレンチ
手順1:マフラーを取り外す
タクトのリアホイールを外すには、まずマフラーを外す必要があります。
エキパイの根元(10mm):シリンダーヘッド側のナット2個を緩めます。

マフラーの固定ボルト(12mm):車体側のボルト2本を外します。
マキタ等の電動インパクトレンチがあると、とても楽ちんです。
これを期に購入してもOK
どんな作業でも時短に繋がります


手順2:リアアクスルナットを緩める
ここが一番の難所です!
- ブレーキを固定する:リアブレーキレバーを握った状態で紐などで固定するか、誰かに握ってもらいます。
- 22mmレンチで一気に回す:非常に硬く締まっているので、長めのレンチ(スピンナハンドル等)を使うのがコツです。
- 注意:車体が倒れないよう、センタースタンドを立てて安定した場所で作業しましょう。
自分はエアーインパクトレンチで外してしまいました。


ついでにエアーで掃除しておきます。

手順3:タイヤの組み換え
ホイールが外れたら、タイヤを交換します。
空気を抜く:バルブコア(ムシ)を外して完全に空気を抜きます。

ビードを落とす:足で踏む、タイヤレバーかビードブレーカーを使ってホイールからビードを剥がします。

タイヤレバーで外す:リムを傷つけないようプロテクターを使いながら、少しずつ外していきます。


新しいバルブを取り付ける:古いバルブはカッターやハサミで切ると取れます。
新しいバルブを取り付けるときは内張り剥がしでテコの原理で入れるとハマりやすいです。滑りをよくするためにシリコンスプレーなどを吹きましょう。



新しいタイヤを組む:ビードワックスをたっぷり塗り、軽点(黄色いマーク)をバルブの位置に合わせて組み込みます



ビード上げ:あとはエアーを入れてビードを上げれば完了です。ビードが上がるときは「ポン」という音がします。

手順4:組み付けと規定トルク
最後は逆の手順で戻していきます。安全に関わる部分なので、トルク管理は慎重に!
- リアアクスルナット:118 N·m
- マフラー固定ボルト(車体側):27 N·m
- マフラーナット(根元側):10 N·m

準備するもの:まとめ
交換用タイヤ マフラーガスケット タイヤバルブ
- ダンロップ D307(定番の安心感)
- ティムソン(コスパ重視ならこれ)
- マフラーガスケット NTB GK200-267-40
※マフラーガスケットは必ず新品にしてください - タイヤバルブ
※無名粗悪品はやめておいたほうがいいです
必要な工具
- 基本の工具セット(10mm, 12mm)
- 22mmソケットレンチ(アクスルナット用)
- タイヤレバー(2〜3本)
- リムプロテクター(ホイールを傷つけたくない方必須)
- ビートブレーカー(用意推奨)
- ビードワックス(これがないと地獄を見ます)
- ムシ回し(空気を抜く用)
- コンプレッサー
- エアーインパクトレンチ
- エアーチャックガン
- トルクレンチ
まとめ:自分でやるからこそ気づける「愛車のコンディション」

タクト(AF79)のリアタイヤ交換、お疲れ様でした! 初めて挑戦した方は、特に22mmのアクスルナットの硬さに驚いたのではないでしょうか?
今回、DIYでタイヤ交換に挑戦したことには、単に「工賃を浮かせる」以上の大きなメリットが3つあります。
1. ブレーキシューの状態を直接確認できる
リアホイールを外すと、普段は見えないブレーキシューが丸見えになります。 「まだ溝はあるか?」「ダストが溜まりすぎていないか?」を自分の目で確認し、必要があれば清掃や交換ができるのは、ホイールを外す作業を伴うタイヤ交換ならではの特権です。ついでにカムの動きにグリスアップをしておけば、ブレーキのタッチも劇的に良くなります。
2. 次のメンテナンスがもっと楽になる
一度マフラーやホイールを脱着したことで、車体の構造が頭に入ったはずです。 次にオイル交換や、マフラーのガスケット交換、あるいは駆動系のメンテナンスをする際、今回の経験が必ず役に立ちます。道具を揃える初期投資はかかりますが、2回目以降はタイヤ代だけで済むため、維持費は圧倒的に安くなります。
3. 「自分の手で安全を守る」という充実感
バイクは命を乗せて走る乗り物です。 プロに任せる安心感はもちろんありますが、自分で規定トルクを守って締め付け、タイヤの回転を確認するプロセスを通じることで、愛車への信頼と愛着は一段と深まります。走り出した瞬間の、新しいゴムが地面を掴む感覚は、DIYで苦労した人だけが味わえる最高のご褒美です。
次に読んでほしい記事
リアタイヤが新品になったら、次はフロント周りの点検や、エンジンを長持ちさせるための定期メンテナンスもセットでやっておきたいところ。
当ブログでは、他にも「タクト/ジョグ(AF79/AY01)のオイル交換手順」や、「フロントフォークのオーバーホール」についても現役プロの視点で詳しく解説しています。
「次は何を整備しようかな?」と迷ったら、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください!
















